最近は朝晩の冷え込みが強くなってきましたね。今の時期は鼻からよく水っぽい液体が出る事が多く、もしかしたら鼻炎かも、と心配になることはありませんか?
犬の鼻水(専門的には鼻汁と呼びます)は、急激な温度変化や鼻炎、感染症など、さまざまな原因で起こる可能性があります。
今回は犬の鼻水(鼻汁、鼻炎)について、原因や対処法、そして動物病院を受診すべき症状などを解説します。
■目次
1.犬の鼻水って何?
2.なぜ犬に鼻水が出るの? 主な原因
3.こんな症状があったら要注意!病院受診の目安
4.ご家庭でできる鼻水のケア方法
5.動物病院での診断と治療
6.まとめ
犬の鼻水って何?
犬の鼻は常に湿っていて、透明で水っぽい液体が少量でている程度であれば生理的なものであるため、大きな心配はいらないことがほとんどです。
しかし、鼻水が垂れるほどたくさんでている場合やネバネバしている場合、色がついている場合(黄色や緑色、白色、赤色など)は、何かしらの病気が原因である可能性が考えられます。
なぜ犬に鼻水が出るの? 主な原因
鼻水が出る原因は、以下のような生理的なものから病気までさまざまです。
・ゴミや草などの異物が鼻に入った
・急激な温度変化
・アレルギー
・感染症
・歯や口の病気
・腫瘍
・外傷
こんな症状があったら要注意!病院受診の目安
水っぽい液体が少量出ているものの、元気や食欲、呼吸状態などがいつも通りであれば問題ないことがほとんどです。しかし、以下のような症状は病気のサインである可能性が高いため、注意が必要です。
<鼻水が長期間(1週間以上)続く>
生理的であれば一過性ですぐにおさまることがほとんどですが、長期間続く場合は病気が原因である可能性が考えられます。
<鼻水の色が黄色や緑色に変化>
感染症が原因である可能性が考えられます。治療が遅れると蓄膿症になる恐れがあります。
<鼻水に血が混じる>
激しいくしゃみや外傷、歯の病気、腫瘍などが原因である可能性があります。また、高血圧や止血異常などによって鼻血がでることもあるため、注意が必要です。
<くしゃみや咳を伴う>
アレルギーや歯の病気、腫瘍などが原因である可能性があり、治療が遅れると悪化する恐れがあります。
<食欲不振や元気がない>
鼻が詰まって食欲がないケースや、病気が進行して全身状態が悪くなっているケースなどが考えられます。特に子犬や老犬では短期間で命にかかわることもあるため、注意が必要です。
<呼吸が荒くなる>
大量の鼻水や腫瘍などによって鼻が詰まってしまうと、うまく鼻呼吸ができずに、息が苦しくなってしまいます。
これらの症状が見られる場合は、治療が遅れると重症化し、最悪の場合命にかかわることもあります。また、自然に治るケースはほとんどないため、早めに動物病院を受診するようにしましょう。
ご家庭でできる鼻水のケア方法
鼻水が少量であればティッシュなどで優しく拭き取ってください。カピカピに固まっている場合は、ぬるま湯で湿らせたガーゼなどを使い、ふやかしてから取るようにしましょう。
ただし、症状が改善しない場合は早めに獣医師の診察を受けるようにしましょう。また、動物病院では鼻汁検査を行うこともあるため、受診時はなるべく鼻水をそのままの状態にしておきましょう。
動物病院での診断と治療
診断では問診や視診、鼻汁検査などを行うことで症状や鼻水の状態、鼻の中の状態を確認します。また、必要に応じて血液検査やレントゲンなどを行い、全身状態を確認することもあります。
さらに当院ではCTを導入しており、精度の高い診断が可能となっています。迅速かつ低侵襲な検査を実施することで、動物への負担を最小限に軽減することもできます。
そしてこれらの結果をもとに、原因に合った治療(薬物療法、手術)を行います。
まとめ
犬の鼻水は生理的なものから命にかかわるようなものまでさまざまな原因が考えられます。そのため、愛犬に鼻水が見られたら、念のため早めに動物病院を受診しましょう。
当院では痛いと言えない動物たちのちょっとした症状にも目を向け、最先端高度医療機器を導入しています。複数の検査を併用することで総合的に精度の高い診断をすることができるため、愛犬に気になる症状が見られた場合は、ぜひ当院までご相談ください。
年中無休で動物たちの健康をサポートします
千里桃山台動物病院
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