「年齢を重ねてから、一般のトリミングサロンに預けるのが心配になってきた」「持病があるけれど、トリミングをお願いできる場所はある?」と悩んでいる飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。
トリミングは、被毛をきれいに整えるだけでなく、皮膚や耳、爪などの状態を確認する機会にもなります。一方で、長時間立ったまま過ごしたり、シャンプーやドライヤーの刺激を受けたりするため、シニア犬や持病のある犬では体への負担にも配慮が必要です。
そのような場合、選択肢のひとつとなるのが、動物病院に併設されたトリミングサロンです。
今回は、動物病院併設トリミングのメリットや選び方、シニア犬や持病のある犬が利用するときの注意点などをご紹介します。

■目次
1.動物病院併設トリミングとは?
2.動物病院併設トリミングのメリット
3.シニア犬や持病のある犬が利用するときの注意点
4.動物病院併設トリミングの選び方
5.千里桃山台動物病院のトリミングについて
6.まとめ
動物病院併設トリミングとは?
動物病院併設トリミングとは、動物病院と同じ施設内や敷地内に設けられたトリミングサロンで行うサービスです。
対応内容は施設によって異なりますが、シャンプーやカット、爪切り、耳掃除、肛門腺絞りなどを受けられます。また、獣医師や動物看護師に相談できる体制が整っている施設では、健康状態を踏まえて施術内容を検討しやすい点も特徴です。
特に、次のような犬では、動物病院併設の環境が選択肢になることがあります。
・年齢を重ね、長時間立っていることが難しくなってきた
・心臓病や腎臓病、関節の病気などの持病がある
・皮膚炎を繰り返している
・以前のトリミング中に体調を崩したことがある
・定期的に薬を服用している
・体調について相談しながらトリミングを受けたい
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ただし、動物病院併設であっても、すべての犬がトリミングを受けられるわけではありません。年齢や病気の重症度、その日の体調によっては、延期や中止を検討することも大切です。
動物病院併設トリミングのメリット
動物病院併設トリミングには、犬の見た目を整えるだけでなく、健康状態に配慮しながらケアを受けられるという特徴があります。主なメリットは、次のとおりです。
<トリミング前に体調を確認できる>
シニア犬や持病のある犬では、食欲や元気が普段どおりに見えても、心拍数や呼吸状態、皮膚の状態などに変化が表れている場合があります。
施術前に健康状態を確認できれば、その日の様子を踏まえて、予定していたコースを行えるか判断しやすくなります。体調によっては、カット時間を短くする、シャンプーだけに変更するなど負担を抑えた方法を相談できることもあります。
<施術中に気づいた変化を相談しやすい>
トリミングでは全身に触れるため、飼い主様が日常生活では気づきにくい皮膚の赤み、脱毛、しこり、耳の汚れ、爪や足裏の異常などが見つかることがあります。
こうした変化がみられた際、動物病院併設のサロンでは獣医師へ相談しやすく、必要に応じて診察を検討できます。ただし、トリミング中の確認だけで病気を診断できるわけではないため、気になる変化があればあらためて診察を受けましょう。
<皮膚の状態に合わせたケアを相談できる>
皮膚炎やアレルギーなどがある犬では、シャンプー剤の種類や洗い方によって皮膚への負担が変わる場合があります。
動物病院併設トリミングでは、皮膚の状態を獣医師に相談したうえで、薬用シャンプーを使用する薬浴などを検討できることがあります。皮膚の治療を受けている場合は、自己判断でシャンプー剤を変更せず、獣医師の指示に沿ってケアを続けることが重要です。
シニア犬や持病のある犬が利用するときの注意点
「病院併設だから大丈夫」と考えず、予約時に年齢、持病、服用している薬、過去のトリミング中の体調変化などを詳しく伝えましょう。かかりつけ医が別にいる場合は、これまでの検査結果や治療内容を確認しておくと相談がスムーズです。
また、トリミング当日に次のような変化がみられる場合は、施術よりも診察を優先したほうがよいことがあります。
・食欲や元気が低下している
・咳や呼吸の変化が表れている
・嘔吐や下痢がみられる
・ふらつきや発作があった
・立っていることが難しい
・痛がる様子がある
病状が重い犬や体力が大きく低下している犬では、無理に全身のトリミングを行わず、汚れやすい部分だけを短時間で整える方法もあります。犬の清潔を保つことは大切ですが、見た目を整えることよりも体調を優先しましょう。
動物病院併設トリミングの選び方
動物病院併設のトリミングを選ぶ際は、次の点を確認しておくとよいでしょう。
<事前の健康確認があるか>
施術前に犬の体調や皮膚、呼吸などを確認しているかを尋ねましょう。持病がある場合に、獣医師と施術内容を相談できるかも重要なポイントです。
<体調に合わせて内容を調整できるか>
シャンプーとカットを別日にする、短時間のコースに変更する、休憩を挟むなど犬の状態に応じた対応が可能か確認します。
<薬浴に対応しているか>
皮膚トラブルがある犬では、獣医師の判断に基づいた薬浴に対応しているかも確認したい点です。
<利用条件や予約方法が明確か>
ワクチン接種証明書の提出、ノミ・マダニ予防、予約方法、キャンセル時の連絡など利用条件は施設ごとに異なります。予約前に公式サイトや電話で確認しておきましょう。
<通いやすい場所にあるか>
トリミングは定期的に利用するため、自宅からの距離や駐車場の有無も大切です。シニア犬とっては、移動そのものが負担になる場合もあるため、通院にかかる時間も考慮しましょう。
千里桃山台動物病院のトリミングについて
当院では、トリマーがトリミング前に全身の健康状態を確認し、犬への負担に配慮しながら施術を行っています。
シャンプーコース、カットコースのほか、皮膚トラブルのある犬に向けた薬浴コースをご用意しています。薬浴コースでは、獣医師が皮膚の状態を確認し、それぞれの犬に合わせて薬用シャンプーを選びます。
また、万が一、トリミング中に体調が悪くなってしまった場合は、獣医師による状況確認や必要な応急処置などが可能です。
シニア犬や持病のある犬についてもご相談いただけますが、年齢や病状、その日の体調によっては施術内容の変更や延期をご提案する場合があります。「トリミングを受けられる状態か分からない」という場合も、まずはご相談ください。
なお、当院のトリミングは完全予約制です。原則として、1年以内の混合ワクチン(3種以上)と狂犬病予防接種を受けている犬が対象です。ワクチン接種ができない場合は、猶予証明書の提示をお願いしています。
まとめ
動物病院併設トリミングは、施術前に健康状態を確認でき、トリミング中に見つかった変化を獣医師へ相談しやすいことが特徴です。そのため、シニア犬や持病のある犬、皮膚トラブルを繰り返している犬では、トリミング先を選ぶ際の選択肢になります。
ただし、動物病院併設であっても、体調がすぐれないときに無理をさせることは望ましくありません。その日の状態によっては施術内容を短縮したり、トリミングを延期したりすることも、犬の健康を守るうえで大切です。
豊中市・吹田市で犬のトリミング先をお探しの方や、シニア犬・持病のある犬のトリミングに不安がある方は、お気軽に当院までご相談ください。
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千里桃山台動物病院
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